父と子の健康
【父さんの応急処置】子どもの骨折・脱臼を見抜く方法|元保育園看護師の代表が解説
初出: 2021-05-22更新: 2026-04-29
【父さんの応急処置】子どもの骨折・脱臼を見抜く方法
公園で子どもが転倒。歩けてるけど痛がってる。これは様子見?それとも病院?
お父さんが判断に迷う場面、すべての答えがここに。
子どもの骨折は 見逃しやすい。 痛みの訴えが分かりにくく、歩けても折れているケースもあります。
この記事では、元保育園看護師として 保育現場で骨折・脱臼の応急処置 をしてきた代表が、お父さんが見抜き・対応できる知識を解説します。
この記事を読むと、お父さんは
- ✅ 子どもの骨折の特徴・好発部位が分かる
- ✅ 骨折の応急処置(RICE処置応用)ができる
- ✅ 肘の脱臼(肘内障)を見分けられる
子どもの骨折:意外と気づきにくい
好発部位
| 部位 | 割合 |
|---|---|
| 腕(肘・前腕・手首) | 約50% |
| 鎖骨 | 次いで多い |
| 足(下腿・足首) | 多い |
→ ほとんどが 転倒・転落 が原因。
特徴(大人と違う)
- 子どもの骨は柔らかく 「青木竹折れ」 することがある(完全に折れない)
- 腫れが目立ちにくい
- 痛みの場所を 正確に伝えられない(離れた場所を訴えることも)
🔍 父さんが見抜く5つのサイン
「歩けるから大丈夫」「関節が動くから骨折してない」と判断するのは危険。
| # | サイン | 重要度 |
|---|---|---|
| 1 | 触ると泣く | ★★★ |
| 2 | 手を使わない・かばう | ★★★ |
| 3 | 足に体重をかけられない | ★★★ |
| 4 | 明らかな変形・腫れ | ★★★ |
| 5 | 痛みが長引く(数時間以上) | ★★ |
→ 1つでも当てはまれば 整形外科受診。
実例:歩けるのに骨折していたケース
当店代表(元保育園看護師)の経験 2歳児が15cmの高さから飛び降り後、膝を痛がる。歩けるし腫れもなし。氷で冷やして帰宅。 しかし痛みが続き、数日後に病院受診 → 膝の骨折が判明。
→ 「歩けるから大丈夫」は通用しない。痛みが長引いたら必ず受診。
骨折の応急処置:RICEを基本に固定優先
骨折時は 「圧迫」 はしません(骨や神経を損傷する危険)。 安静・冷却・挙上 が基本。
Step 1:安静(固定)が最優先
シーネ(添え木)を作る
骨折した部位を 動かさない ように固定。
素材:
- 段ボールを 3枚重ね(硬さの目安)
- 雑誌
- 長い棒
- ベッド・床に直接
サイズ:
- 折れた所の 上下の2関節を覆える 大きさ
- 例:手首〜骨折なら 手首と肘の2関節 をカバー
緊急時の代用
| シーン | 代用 |
|---|---|
| 公園で骨折 | 長い棒+タオル/ハンカチ |
| 自宅 | 段ボール+ガムテープ |
| 車内 | 雑誌+タオル |
| 何もない時 | 健康な足を添え木にして両足を固定 |
重要な注意点
⚠ 骨が変な方向に曲がっていても、戻さない。 発見した状態のままキープして固定する。 矯正は 血管・神経を損傷させる危険。
腕の固定
- シーネで腕を固定
- 三角巾で吊る(肩への負担軽減)
- 指先は三角巾から出す(色・シビレを観察)
Step 2:冷却
- 氷のう で骨折部位を冷やす
- 15分冷やす → 痛みが落ち着いたら止める → また痛みが強くなったら冷やす
- 氷のうの作り方:たくさんの氷+少量の水+空気を抜く
→ ずっと冷やし続けると凍傷の危険あり。
Step 3:挙上
- 骨折部位を 心臓より高く
- 腕なら肩より上、足なら座って or 寝かせて足を上に
- 毛布等を下に入れて高さ確保
- 無理せず可能な範囲で
→ 腫れ・痛みがかなり軽減。
🚨 開放骨折(骨が皮膚から突き出ている)
即119番
骨は 感染しやすく、緊急で病院処置が必要。
救急隊が来るまでの処置
- 傷口を清潔なガーゼで覆う(感染予防)
- シーネで 固定(動かさない)
- 止血点を押さえる(脇や足の付け根の太い血管)
⚠ 開放骨折で 傷口を直接圧迫しない(骨片を押し込む危険)。 心臓に近い場所の 間接圧迫止血 で対応。
肘の脱臼(肘内障)の応急処置
肘内障とは
子ども特有の脱臼。腕が引っ張られた瞬間 に肘の関節が外れる。
よくあるシーン
- 親と手をつないで 歩いていて急に引っ張った
- 寝返り で肩腕に体重がかかった
- 友達同士で 引っ張り合いの遊び
見分け方
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 痛み | 動かさなければ激痛なし |
| 腫れ | ほぼなし |
| 腕の動き | 動かそうとすると泣く・動かさない |
| 指の動き | OK(感覚もある) |
| 指の色 | 正常(青白くならない) |
→ 骨折と違い 腫れがない・指の動きOK が見分けポイント。
応急処置
- 三角巾やバスタオルで 腕を体に固定
- 腕がダランと伸びた状態のまま 動かさない
- 整形外科を受診(緊急性は低いが、整復が必要)
→ お医者さんが 整復(かくっと戻す処置) をすれば即座に治ります。
再発予防
肘の脱臼は 再発しやすい。
- 引っ張る動作を控える
- 友達との引っ張り合い遊びを止める
- 抱き上げる時は脇の下を支える(手を持って引き上げない)
受診先の選び方
骨折の場合
- ✅ 整形外科
- ✅ 救急受け入れの大きな病院(子どもの手術ができる)
- ✅ 脳神経外科併設(頭部外傷の可能性ある場合)
肘内障の場合
- ✅ 整形外科(緊急性低い・診療時間内でOK)
⚠ 病院によっては 「子どもは診ない」 と言われることがある。 事前にかかりつけ・大きな病院をリストアップしておく。
まとめ:お父さんが今日からできる
🎯 5つの即決ポイント
- 「歩ける = 骨折していない」は通用しない
- 触ると泣く・手を使わない・体重かけられない → 受診
- 応急処置はRICE基本(安静・冷却・挙上)・圧迫はしない
- 骨が変形していても戻さない
- 肘内障は腕を引っ張ったあと動かさなければ → 整形外科へ
今日からできるアクション
- ✅ 救急セット(段ボール・三角巾・バスタオル・氷のう)を揃える
- ✅ 小児対応の整形外科 をリストアップ
- ✅ 救急受け入れの大病院 の場所を確認
- ✅ #7119(救急安心センター) をスマホ登録
- ✅ 子どもとの 手のつなぎ方(脇から支える)を意識
骨折・脱臼は 年に1回あるかないか だが、起きた時の対応で予後が変わる。 お父さんの判断と応急処置が、子どもの早期回復に直結します。
📖 関連する応急処置の記事もおすすめ
- ▶ 【父さんの応急処置】RICEで子どものケガを早く治す方法
- ▶ 【父さんの応急処置】子どもの出血を止める3つの方法
- ▶ 【父さん必読】子どもの熱中症 応急処置3選
⎯ FROM PAPA-HIGE STORE ⎯
この記事を書いた店長は、
大阪・天王寺のお父さん専門サロン経営者です
30〜50代お父さん専門の眉毛&ヒゲ脱毛サロン。元保育園看護師の代表が、忙しいお父さんの「身だしなみ革命」を応援します。
初回1,500円〜、全額返金保証つき、朝6時オープン。