父と子の健康
【父さんの応急処置】子どもの出血を止める3つの方法|元保育園看護師の代表が解説
初出: 2021-05-30更新: 2026-04-29
【父さんの応急処置】子どもの出血を止める3つの方法
公園で転倒。膝からダラダラ流れる血。子どもは大泣き。
パニックになりがちな出血。でも、知識さえあればお父さんが冷静に止血できます。
この記事では、元保育園看護師として 保育現場で何百件と出血対応 してきた代表が、お父さんが家庭・屋外で実行できる止血法3つを解説します。
この記事を読むと、お父さんは
- ✅ 直接圧迫止血法ができる(基本)
- ✅ 間接圧迫止血法(止血点)が分かる
- ✅ 鼻血の正しい止め方を覚える
まず最重要:お父さん自身を守る感染対策
血液は 感染症のリスクが高い。 処置の前に必ず ゴム手袋 or ビニール袋を手に被せて 対応。
⚠ 「うんちを触る時は手袋するのに、血液は素手」というのが現場あるある。 感染の観点では血液の方が怖い。お父さんも子どもも守るために、まず感染対策。
方法1️⃣ 直接圧迫止血法(基本・最強)
今日これだけ覚えてください。これだけで90%の出血は止まります。
ステップ
- 流水で異物除去(砂・泥・ゴミ等)
- ガーゼ or 清潔なタオル・ハンカチ で傷口を覆う
- 強く圧迫(両手でギュッと、または硬い板の上で押さえる)
- 心臓より高く上げる(腕の出血なら腕を上に・足なら寝かせて足を上に)
重要な注意点
⚠ ガーゼが血液でぐしゃぐしゃになっても、外さず上から重ねて圧迫。 ガーゼを外すと固まりかけた血が剥がれて再出血。
圧迫の仕方
- 伸びる包帯を 伸ばしながら巻く(自然と圧迫される)
- 両手でしっかり押さえる
- 床・硬い板の上に出血部位を置いて上から押さえる
方法2️⃣ 間接圧迫止血法(止血点)
直接圧迫が難しい時(傷が深すぎる・複数箇所等)に使う、血管自体をつまんで血流を止める方法。
7つの止血点
| # | 場所 | 対応する出血 |
|---|---|---|
| ① | 指の付け根 | 指先からの出血 |
| ② | 手首の動脈(脈が触れる場所) | 手首〜指の出血 |
| ③ | 肘の内側(骨に向かって押す・脈拍) | 肘〜指先の出血 |
| ④ | 脇から肩に向かって | 腕全体の出血 |
| ⑤ | ソケイ部(足の付け根の太い血管) | 足全体の出血 |
| ⑥ | 耳の前(脈拍が触れる) | 頭の側面・顔半分 |
| ⑦ | 顎のライン(ほっぺから奥歯を触るような位置) | 顔全体 |
→ ①以外は 血管が脈打つ のが触ってわかる。 お父さんは一度自分の体で触ってみると、いざという時すぐ場所がわかります。
組み合わせると最強
直接圧迫法 + 間接圧迫法 + 患部を心臓より高く → ほぼ全ての出血が止まります。
方法3️⃣ 鼻血の止め方(よくあるケース)
鼻血の原因
ほとんどが 鼻をほじって粘膜を傷つけた だけ。
正しい止め方(4ステップ)
- ティッシュを渡す(血が広がる前に・スピード重視)
- ゴム手袋装着(感染対策)
- 座った姿勢でやや下向き(出血部位を心臓より高く)
- 鼻の外側を指3本ではさみ、強めに10分押さえる
重要ポイント:約10分かける
- 早く止血したように見えても、時間不足だとすぐ再出血
- 一度しっかり10分止めるのが結果的に時間短縮
出血箇所のヒント
鼻血は 鼻の穴から約1cm奥 から出ることが多い。 → そこを中心に外側からつまむ。
よくある間違い(やらないで)
| ❌ NG行動 | 理由 |
|---|---|
| 上を向かせる | 血が喉に流れて誤嚥・吐く |
| 首をトントン叩く | 効果なし(都市伝説) |
| 鼻に綿を詰める | 血が固まって剥がす時に再出血 |
→ 口に溜まった血は 飲み込まず吐き出させる。
10分以上止まらない場合
- 鼻の奥からの出血の可能性
- 耳鼻咽喉科 をすぐ受診
病院受診の目安
🚨 すぐに病院へ
- 5分以上 直接圧迫しても止まらない
- 傷口が 深い・骨が見える
- 動脈性出血(ピューピューと噴き出す)
- 顔や頭の出血で 腫れ・吐き気・意識朦朧
- 服が血で大量に染まる
- 動物に噛まれた・サビた金属で怪我
🟡 翌日でいい
- 圧迫で止血できた小さな傷
- 傷口の状態を見て、感染しなさそうな場合
→ ただし 破傷風予防接種が10年以内か 確認。古い場合はかかりつけ医に相談。
まとめ:お父さんが今日からできる
🎯 4つの即決ポイント
- 必ず手袋 or ビニール袋(感染対策)
- 直接圧迫止血法が基本(覆って・強く押さえて・心臓より高く)
- ガーゼは外さず上から重ねる
- 鼻血は10分・下向きで・外側から押さえる
今日からできるアクション
- ✅ 救急セット に滅菌ガーゼ・ゴム手袋・伸びる包帯を入れる
- ✅ 自分の体で 7つの止血点 を触ってみる
- ✅ 子どもにも 「鼻血の止め方」 を教える(成長とともに自分でできるように)
- ✅ #7119(救急安心センター) をスマホ登録
出血のインパクトは大きいけれど、正しい知識があれば慌てない。 お父さんの冷静な対応が、子どもの安心になります。
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この記事を書いた店長は、
大阪・天王寺のお父さん専門サロン経営者です
30〜50代お父さん専門の眉毛&ヒゲ脱毛サロン。元保育園看護師の代表が、忙しいお父さんの「身だしなみ革命」を応援します。
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